「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

とりあえず「劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデン」は見てきました。

本当に美しく、純粋で、人の心がフルにこもったアニメでした。

上映時間は2時間20分ですが、見逃せるシーンなど全くありませんでした。

京都アニメーションの表現力の極点です。いや全てのアニメーションの現時点での極点です。

心が乱れた所があって、とりあえず、と書きましたが。

 

正直・・・過去の日本の全ての劇場アニメの中で、文句なしでアニメの歴史史上、第1位のアニメだと断言します。

多分、件の報道の中で自分たちが想像するしかなかった、京アニの人々のありったけが込められてます。全てのシーンの全ての表現が、京アニそのものだったと思います。

つまり、報道から欠けていたものが、たくさんあります。

 

 

おそらく、この作品は、いくら原作が元々感動的な作品だったとしても、いくら世界に向けた作品で、京アニが全力を注いだとしても

本来このような劇場版になったかどうかは解らなかった筈で、おそらく幸せに普通に作られるべき作品だったと僕も思っていて。

これはあるべきではなかった運命で、けれども荒れ野と化した無情の地で、表現を続け歩む決意、なんだよね。

自分個人として書きたい感想もあるけれど。それは今は書けませんが。

 

自分としてはテーマに常日頃自分の主張と違う所もあると思っているし、それとやっぱりテレビシリーズと外伝と、全部セットの上での1位だとも思うし、
ただ、劇場を出てから作品の感動を、幸福として感じながら、でも、そのあまりの表現性の高さが、どうしようもない悲劇が生んだものだ、という決定的現実、その厳然たる事実がこの作品を世に出してしまった、それを本当にひたすら、今はその現実を認めるしかないんだな、という、そういう気持ちだったりします。

 

世界中の全ての人々が見るべきアニメだと思います。

僕はアニメーションというのは集団による総合芸術だと思いますが、

間違いなくこのアニメーションは、総合芸術としての世界のアニメの極点です。

 

そしてこれを越えられると評価されるようなアニメーションは今後も出ない。

出ない事を祈る、そういうアニメです。見てね。